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2024年6月8日(土)

La Mère 母

開催日

2024年6月8日(土)

開催時間

開場13 :30 開演14 :00 終演15:40(予定)
※上演時間は1時間40分程度(休憩なし)

会場

熊本県立劇場演劇ホール 

入場料
(消費税込み)

【全席指定】
S席 7,000円
A席 5,000円
※U25割、障がい者等割 S席 4,000円、A席 2,500円
※未就学児入場不可(有料託児サービスあり)
※障がい者等割引は熊本県立劇場のみ取り扱い

内容

日本演劇界きっての実力派キャストが集結!
全世界が注目する話題作の日本初演!

 

フロリアン・ゼレールの家族三部作『La Mère 母』は、『Le Père 父』、『Le Fils 息子』に先立ち、彼が31歳の時に執筆した作品です。
2010年に本国パリで初演し、その後、様々な国で上演。最近ではイザベル・ユペール主演によりブロードウェイで上演され、高い評価を得ました。
演出は、緻密に人間の本質を描き出す演出力に定評のあるラディスラス・ショラー。
フランスオリジナル版も手掛け、19年に上演された『Le Père 父』、21年の『Le Fils 息子』で演出を務めたショラーは、家庭内で起こるメンタルな病の諸相に新たな視点で迫り、話題となりました。
シビアな現実を描きながらも、洗練されたスタイリッシュなステージを創造するショラーが日本人の実力派キャスト・スタッフとタッグを組んで、どのように表現するのか、ぜひご期待ください!

≪Story≫

子どもの自立によって「自分の役割が喪失した」と感じ、空虚感や喪失感が強まっていく空の巣症候群(からのすしょうこうぐん)になってしまった母、アンヌの視点から見た家族の物語。
アンヌはこれまで自分のすべてを捧げて愛する子どもたちのため、夫のためにと家庭を第一に考えて生きてきた。それはアンヌにとってかけがえのない悦びで至福の時間であった。そして年月が過ぎ、子どもたちは成長して彼女のもとから巣立っていってしまった。息子も娘も、そして今度は夫までも去ろうとしている。家庭という小さな世界の中で、四方八方から逃げ惑う彼女はそこには自分ひとりしかいないことに気づく。母は悪夢の中で幸せだった日々を思い出して心の万華鏡を回し続ける――。

作:フロリアン・ゼレール
翻訳:齋藤敦子
演出:ラディスラス・ショラー

- 公式オフィシャルサイト -

出演

若村麻由美岡本圭人伊勢佳世岡本健一

チケット
取り扱い

一般発売  3月8日(金)
※枚数制限:1人4枚まで

熊本県立劇場 096-363-2233
熊日プレイガイド 096-327-2278
チケットぴあ Pコード:524-501
ローソンチケット Lコード:84148

その他

主催
(公財)熊本県立劇場

 

※やむを得ぬ事情により、記載内容・公演情報等に変更が生じる場合がございます。
※営利目的の転売は固くお断りいたします。
※公演中止の場合を除き、ご予約・ご購入いただきましたチケットのキャンセル・変更は承れません。
※ご来場前に必ず当劇場webサイト内の注意事項と本公演の最新情報をご確認ください。

お問い合わせ

熊本県立劇場 096-363-2233

託児の
ご案内

生後6カ月から小学校低学年までのお子様をお預かりする託児サービスを実施します。
先着10名様/お子様おひとりにつき1,000円(税込)
【申し込み締め切り】
2024年6月5日(水)18:00まで
【お申し込み】
サマンサ 096-355-5232

付帯情報

託児サービスを行います 入場料が障がい者割引になります チケット、整理券を県立劇場でも取り扱ってます U25、公演日に満26歳に満たないお客様の入場料が割引になります

プロフィール

若村麻由美(わかむら・まゆみ)

若村麻由美

仲代達矢主宰の無名塾養成期間中の1987年に、NHK連続テレビ小説『はっさい先生』のヒロインに選ばれ俳優デビュー。エランドール新人賞をはじめ『金融腐蝕列島 呪縛』で第23回日本アカデミー賞優秀助演女優賞、『柳橋慕情』で第38回ギャラクシー賞個人賞、『ザ・空気』『子午線の祀り』で第25回、『Le Pere父』で第27回読売演劇大賞優秀女優賞を受賞。近年の主な出演作に、【舞台】『ハムレット』(23)、『頭痛肩こり樋口一葉』『曽根崎心中』(22)、『Le Fils 息子』『首切り王子と愚かな女』(21)、【映画】『老後の資金がありません』『科捜研の女ー劇場版―』(21)、『みをつくし料理帖』(20)、【ドラマ】『科捜研の女 season23』(23・EX)、『この素晴らしき世界』(23・CX)など。 1月29日、舞台『ラヴ・レターズ~2024 New Year Special~』に出演予定。

 
メッセージ

尊敬し信頼するラディスラス・ショラー氏の演出で、世界が注目する劇作家フロリアン・ゼレール氏の家族三部作、全作品に出演させていただくこととなり光栄です。三作品に共通するのは、夫婦とは、親子とは、家族とは。そして人間の永遠のテーマである、生・老・病・死、そして愛と喪失。
三部作は連作ではなく異なる家族の話のようですが、私は『Le Pere父』(2019)では娘アンヌ、『Le Fils 息子』(2021,2024)、『La Mere母』(2024)では妻であり母であるアンヌです。今回のような2作品同時上演では、同じアンヌという名前には、娘、妻、母、女、人間を象徴していて、それは観客のアナタであると感じさせてくれます。作品同士の出来事や同じ台詞がミステリーの面白さを倍増してくれます。
今回日本初演の『La Mere母』のように子離れをする難しさは万国共通なのかもしれません。日本にも「空の巣症候群」という言葉があるのを初めて知りました。自分の居場所とは。生きる甲斐とは。稽古を前に、再会するメンバーと新たな扉を開けるトキメキでいっぱいです。

若村麻由美

※熊本公演は『La Mère 母』のみの上演です。

 

岡本圭人(おかもと・けいと)

岡本圭人

2007年にHey! Say! JUMPとしてCDデビュー。音楽活動に加え、バラエティ・舞台・TVドラマ・ラジオ・CMなどマルチに活躍。18年から20年まで、アメリカ最古の名門演劇学校であるアメリカン・アカデミー・オブ・ドラマティック・アーツへ留学。卒業後、『Le Fils 息子』(21)でストレートプレイ初舞台・初主演を飾る。近年の主な出演作に、【舞台】『チョコレートドーナツ』『ハムレット』(23)、『4000マイルズ~旅立ちの時~』『盗まれた電撃-パーシー・ジャクソン ミュージカルー』『M.バタフライ』(22)、『Le Fils 息子』(21)、【ドラマ】『大奥Season2』(23・NHK)、『リズム』(23・CX)、『育休刑事』(23・NHK)など。1月29日、舞台『ラヴ・レターズ~2024 New Year Special~』に出演予定。

 
メッセージ

『Le Fils 息子』初演時に、観に来ていた友人の言葉が、今でも耳に残っています。
「この舞台を上演してくれてありがとう。本当に観られてよかった。救われたよ。」
この言葉を聞いたとき、途端に涙が流れました。今までの人生が報われたような気がしました。そして新たに、役者としての自覚が芽生え、舞台に来てくださる皆様に「何か」を感じていただけるために、「今後の人生を歩み続けよう」と切に思いました。
『Le Fils 息子』の再演、そして新たに『La Mere 母』の同時上演が決まったと聞いたとき、心から喜びを感じました。ですが今は、役者としての使命感に駆られています。
一人でも多くの方々を救えるように、信頼するキャスト・スタッフの皆様と共に、稽古を重ね、フロリアン・ゼレールの2作品を皆様に届けられる日を心待ちにしています。

岡本圭人

※熊本公演は『La Mère 母』のみの上演です。

 

伊勢佳世(いせ・かよ)

伊勢佳世

大学在学中に劇団俳優座養成所に入所。2008年より前川知大主宰のイキウメに参加、以降退団までほぼ全ての作品に出演。劇団公演のみならず外部公演にも多数出演するほか、映像作品やナレーションでも活躍。近年の主な出演作に、【舞台】『Q:A Night At The Kabuki』『腹黒弁天町』(22)、『ダウト~疑いについての寓話』『Le Fils 息子』『父と暮せば』(21)、【映画】『HIEROPHANIE/ヒエロファニー』『劇場版 美しい彼~eternal~』『玉と婦人。』(23)、【ドラマ】『心霊内科医 稲生知性』(23・CX)、『美しい彼 シーズン2』(23・MBS/TBS)など。

 

岡本健一(おかもと・けんいち)

岡本健一

1985年、ドラマ『サーティーン・ボーイ』(TBS)で俳優デビュー、88年に男闘呼組として歌手デビュー。以降、舞台を中心にドラマ・映画など幅広く活躍。2010年から『恋人』『地獄のオルフェウス』など演出も手掛ける。『岸 リトラル』『ヘンリー五世』で第26回読売演劇大賞最優秀男優賞、『海辺のカフカ』『終夜』で第45回菊田一夫演劇賞、『リチャード二世』で第55回紀伊国屋演劇賞と第71回芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。近年の主な出演作に、【舞台】『尺には尺を』『終わりよければすべてよし』(23)、『建築家とアッシリア皇帝』『ラヴ・レターズ』『グレイクリスマス』『ロッキー・ホラー・ショー』(22)、【ドラマ】『悦ちゃん』(17・NHK)、『真田丸』(16・NHK)、『ラギッド!』(15・NHK‐BSプレミアム)など。

 
 

付帯情報について

満車マーク
このマークがついている場合は、有料駐車場の満車が予想されますので、できるだけ公共交通機関でお越しください。
また、このマークがついている日以外でも、有料駐車場が満車となる場合がございます。これらの場合、劇場利用のお客様以外の駐車はお断りすることがございます。ご了承ください。
託児マーク
このマークがついている催事は、託児サービスを行います。
託児方法及び料金などについては、事前に主催者にお問い合わせください。
入場料 障がい者割引マーク
このマークがついている催事は、入場料が障がい者割引になります。
詳しくは、県立劇場にお問い合わせください。
チケット取り扱いマーク
このマークがついている催事は、チケット、整理券を県立劇場でも取り扱っております。
U25割引マーク
このマークがついている催事は、公演日に満26歳に満たないお客様の入場料が割引になります。
[最終更新日:2024年6月21日]