2016年1月29日(金) ~2016年1月31日(日)
ベッドで ねながら きく おしばい
「親指こぞう -ブケッティーノ」
チケット完売いたしました
開催日 |
2016年1月29日(金) ~2016年1月31日(日) | ||||||||||||||||
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開催時間 |
※客席形状の都合により、開演後はお席へご案内できません。 |
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会場 |
熊本県立劇場演劇ホール特設ステージ ≪各回50人限定≫ ※客席は、ベッドです。 |
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入場料 |
【全席自由】
※高校生以下、障がいのある方は半額 |
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内容 |
ベッドで ねながら きく おしばい
『親指こぞうーブケッティーノ』について
『親指こぞう』の劇場は、小さな茶色の木の箱です。赤いカーテンをくぐって中に入ると、あるものは、たくさんの小さなふるぼけたベッドと裸電球がひとつだけ。なんだかすごくいい匂いがする。おねえさんが優しく「ベッドに横になって…毛布にもぐりこんで…お話の時間だよ」と声をかけてくれる。おとなも子どももベッドに横になっている。さあ、お姉さんのお話がはじまった。「むかしむかし、あるところに、貧しい木こりの夫婦がいました…」。お話のあいだ、家の扉があくところでは、「ギィーッ、ギィーッ」と本物の音がなるし、森の中をさまよい歩いているときは、落ち葉を踏みしめる音が「カサ、カサ」と聞こえてくる。うわあっ、人喰い鬼の家に、迷いこんじゃった!それじゃあ、この「ゴッツン、ガタ、ゴッツン、ガタッ」という足音はもしかしたら、人喰い鬼の足音!?… 『親指こぞう』は、イタリアの創作集団ソチエタス・ラファエロ・サンツィオが上演していたものを、演出家をはじめスタッフに日本に来てもらい、日本の女優・ともさと衣が出演する日本版として創作したもので、これまでに全国で約200公演を重ねた人気作品です。 木くずを敷き詰めた中に並んだ50個のベッドが客席。中央で朗読する声を寝ながら聞いていただきます。このお芝居のすべての演出効果は生の音で、「聴覚」を中心にした「知覚」に訴えるものになっています。物語の中の音がほんとうに劇場に響き、本の中に入ったような感覚が味わえる不思議なお芝居です。徹底して「聞く」ことにこだわったお芝居――これが『親指こぞう』です。
あらすじ
ある貧乏な木こりの夫婦には7人の男の子たちがいました。一番下の末っ子は、うまれたときから体が小さく、どんな小さな穴にでももぐれることから、みんなに<ブケッティーノ>(イタリア語で「小さな穴」の意)と呼ばれていました。ある日、貧しい生活に耐えかねて、木こり夫婦は、子供たちを森のなかに置き去りにしました。一度はブケッティーノの機転で、家に帰りついた子供たちでしたが、二度目は、おおあらしの夜、山の中で人喰い鬼の家に迷い込み…。それでも一番みそっかすなちびの末っ子の智恵のおかげで困難をのりこえ、7人は無事に家に帰りつき、さらに一家は大金持ちになる…というお話です。何もできないと思われていたちびっ子が一家を救うこともある、黙っている子は考えているのだよ…という教訓がこめられた、ちょっとこわいけどハッピーエンドのお話です。 平成27年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業 |
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出演 |
原作:シャルル・ペロー
【スタッフ】
翻訳:とよしま洋 |
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チケット |
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その他 |
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託児の |
生後6ヶ月から小学校低学年までのお子様をお預かりする託児サービスを行います。なお、託児サービス料としてお子様お一人につき1,000円(税込み)をご負担いただきます。 ⇒ 託児サービスの詳細はこちら |
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付帯情報 |
プロフィール
シャルル・ペローと親指こぞうについて
シャルル・ペロー(1628-1703)は、フランスの詩人、作家。裁判官の息子としてパリに生まれました。みずからも法律を学び、官職につき、ルイ14世の大臣コルベールの協力者として活躍。引退後、ペローの童話としていま世界中で読まれている8つのお話『眠りの森の美女』『赤頭巾ちゃん』『青ひげ』『長靴をはいた猫』『妖精たち』『シンデレラ』『巻き毛のリケ』『親指こぞう』が「過ぎた昔の物語またはお話集・教訓付き」という題でまとまって刊行されたのは1697年。この題に「過ぎた昔…」とあるように、ペローの童話は、基本的には長いこと語り継がれてきた民話をもとにしています。ペローのおよそ百年余り後にドイツでグリム兄弟がグリム童話を刊行したことになります。
キアラ・グイディ
1960年チェゼーナ生まれ。ボローニャ大学で現代文学を学ぶ。ソチエタス・ラファエロ・サンツィオでは、おもにドラマチック・リズムとよぶ音楽的な構成やドラマ構成を担当。俳優としても参加し、ヴォーカルワークの教師も務める。96―97年に「子供のための実験学校」を開き、出版やシンポジウムなどの活動も行う。「子供のための実験学校」にて98年、イタリア児童演劇特別ユビュ賞を受賞。
ともさと衣(ころも)
劇団俳優座の研究生を経て、1998年に竹内銃一郎プロデュースユニット「カメレオン会議」のオーディションに合格。その後、舞台を中心に活動。主な舞台出演作に「見よ、飛行機の高く飛べるを」(永井愛作、アントワーヌ・コーベ演出)、「四谷怪談」(ヨッシ・ヴィーラー演出)、「審判/失踪者」(松本修演出)など。また、「凄い金魚」(鈴木聡作・演出)以降、ラッパ屋の公演にレギュラー出演している。唯一の出演者として抜擢された「親指こぞう―ブケッティーノ」は、2005年の初演以来、現在までに全国各地で200公演を重ねる人気作品となっている。
付帯情報について
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- このマークがついている催事は、入場料が障がい者割引になります。
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- このマークがついている催事は、公演日に満26歳に満たないお客様の入場料が割引になります。