2017年2月19日(日)
花形狂言2017 冬の大ツアー
「花形狂言2017冬の大ツアー」にお越しのお客様へのお知らせ
2月19日(日)は熊本城マラソン2017開催のため、市内の一部区間において交通規制があります。それに伴い各地で渋滞が予想されます。また市電やバスなどの公共交通機関についても一部で運休、迂回運行などがございます。 「花形狂言2017冬の大ツアー」にお越しのお客様は交通情報等にご注意の上お越しください。
当日の交通についての詳しい情報は熊本城マラソンHPをご参照ください。
https://www.kumamotojyo-marathon.jp/traffic.php
※再生ボタンを押すと音が出ますのでご注意ください。
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開催日 |
2017年2月19日(日) | ||||||||
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開催時間 |
開場13 :30 開演14 :00 | ||||||||
会場 |
熊本県立劇場演劇ホール | ||||||||
入場料 |
【全席指定】
※高校生以下、障がいのある方半額 |
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内容 |
これは狂言風コント?モダン狂言?それともお芝居?
芝山家のプリンスたちが創る、“伝統の技”と“現代的笑い”をミックスした新感覚の狂言会。 平成28年度文化庁劇場・ 音楽堂等活性化事業 |
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出演 |
※やむを得ない事情により、内容・出演者等が変更となる場合がございます。予めご了承ください。 |
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プログラム |
狸山伏、寄せ笑い、my sweet home ほか |
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チケット |
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その他 |
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託児の |
定員に達したため託児の受付は締め切りました。 |
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ぴっころシートについて |
ぴっころシート対象公演です。 ⇒ ぴっころシートについて
【協賛企業】
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付帯情報 |
© 飯島隆
江戸時代より400年にわたり続く狂言の名家、京都・大蔵流 茂山千五郎家。
そんな歴史と伝統を誇る茂山家の若手メンバーからなるHANAGATA。
若手といえども、30年を超える芸歴をもつ狂言師たちが魅せる確かな芸は本物。
彼らHANAGATAが、古典芸能の枠を超え、新感覚の舞台を繰り広げます。
1976年(昭和51年)に発足。発足当時のメンバーは千五郎(当時・正義)・七五三(当時・眞吾)・あきらだったが、その後変遷を重ね、現在は息子の世代、正邦(現在・千五郎)・宗彦・茂・逸平・童司の5人からなる。若手の実験的な公演の場として位置付けられており、大曲・秘曲の上演や新作狂言の制作・上演など、多岐にわたる活動を展開している。
茂山正邦(しげやま まさくに)改め千五郎(せんごろう)
2016年9月に父上の名前である「茂山千五郎」を十四世として襲名。名実ともに「当主」の座に。若手のころから体格も芸風もどっしりしていて貫禄充分で、どの舞台でも彼が登場すると「もう大丈夫」という安定感があります。その一方で、新しい試みにも果敢に挑戦するファイトの持ち主でもあります。三人の息子さんたちも狂言の舞台にデビュー、これからは指導者としても大切な役割を果たすことになります。幼いころに上方落語の魅力にハマり、桂米朝師匠に入門しようと志していたこともあるそうですが、その「夢」が叶わなかったことが、上方落語界には大きな損失を、能楽界に大きな財産を生み出したわけです。
茂山宗彦(しげやま もとひこ)
愛称は「モッピー」。黙って座っていると、ちょっと気難しい、クールな青年…という雰囲気がありますが、ひとことしゃべると、おもしろいことが大好きな「気さくな兄ちゃん」の本性が現れます。NHK朝の連続テレビ小説では天才将棋指し、御曹司の落語家などの役で個性を発揮していました。そのほか、商業演劇やミュージカルにも出演しています。時間があるときは愛用の自転車にまたがってヨーロッパの街道を風になって駆け抜けるというスポーツマンの一面もあります。さまざまな顔を持つ「モッピー」ですが、近年は狂言の舞台に立っているときが一番楽しそうに見えます。
茂山 茂(しげやま しげる)
上から読んでも下から読んでも「茂山茂」という名前は、おとうさん千五郎さん会心の作なんやそうです。千五郎家では数少ない理数系の頭脳の持ち主で、ホームページの管理から蛍光灯の取り換えまで担当しているとの噂です。几帳面な性格を買われ、狂言の装束の管理や小道具の製作も任されているとも聞きましたが、それだけ信頼が篤いわけです。狂言の舞台では頭に「ビナン」と呼ばれる白い布を巻いて美女を演じる機会が多く、「千五郎家の玉三郎」の位置を占めています。たいへん身の軽い人で、三十代では舞台でトンボを返ったり、能舞台の目付柱をスルスルとよじのぼる「芸」を見せてくれていましたが、さて現在は…?
茂山逸平(しげやま いっぺい)
七五三さんの次男で、愛称は「ぺぺ」。NHK朝ドラの「京、ふたり」に出演していたふっくらしたかわいらしい子供はこんなに立派になりました。今は息子さんと共演の舞台も増えているようです。息子さんのかわいくて凛々しいお姿はブログやフェイスブックでも拝見することができます。桂枝雀さんの熱烈なファンで、愛車のカーステレオではいつも枝雀さんの熱演が流れているそうです。実際にかくし芸として一席演じたこともあり、舞台ソデで聞いていた中堅落語家さんが「この人、ほんまにうまいなあ」と感心していたことをお伝えしておきましょう。ほかのジャンルの舞台にも積極的に参加することを忘れていません。
茂山童司(しげやま どうじ)
ほかのメンバーとはちがい、初舞台は狂言ではなく、父あきらさんの主催するNOHO劇団の『魔法使いの弟子』の舞台だったことが、現在の童司さんの自由な立場の基本になっているように思います。何年か前にはフラリと世界一周の旅に出て、いろんな刺激を受けて帰ってきました。おそらく彼にとっては「国境」というものは意味がないのかもしれません。アメリカンスクールに通っていたので、もちろんバイリンガル。その語学を生かして英語狂言を演じたり、新作コントを創ったり演じたり、新作狂言を創ったり演じたり…と新しい時代の「KYOGEN―ACTOR」としてまさに八面六臂の活躍ぶりです。
寄せ笑い
黒い壁に穴がふたつ。そこから紡ぎだされる言葉と笑い。これぞ言葉遊びの妙。 |
狸山伏(たぬきやまぶし)
狂言『蟹山伏(かにやまぶし)』で登場するのは蟹の精。『狸山伏』で現れたのは?! |
かけとり~落語「かけとり(掛取万歳)」~
大晦日に借金の取り立てに来た掛取(借金取り)。困った八五郎は、なんとか借金取りを帰らせようとあの手この手で大奮闘! |
my sweet home~旅は道連れ~
「早○○に着いた」と言えば、そこは京都にも江戸にも早変わり。それが狂言のお約束。ここは江戸か京都か。女は誰の妻なのか。 |
柿山伏
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熊本で千秋楽を迎えます!!
⇒広報誌FORUM PRESS vol.77 HANAGATA特集記事はこちら
⇒『花形狂言』特集ページ 茂山千五郎さんのインタビュー記事はこちら
付帯情報について
- このマークがついている場合は、有料駐車場の満車が予想されますので、できるだけ公共交通機関でお越しください。
また、このマークがついている日以外でも、有料駐車場が満車となる場合がございます。これらの場合、劇場利用のお客様以外の駐車はお断りすることがございます。ご了承ください。
- このマークがついている催事は、託児サービスを行います。
託児方法及び料金などについては、事前に主催者にお問い合わせください。
- このマークがついている催事は、入場料が障がい者割引になります。
詳しくは、県立劇場にお問い合わせください。
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